保険アイマークの村松です。
今日は会社の経営者としてのコラム。
平成30年2月14日(水)のことです。
工場の包括火災保険に地震保険を付け加える打ち合わせのため、お取引いただいている法人さんにお邪魔しました。
打ち合わせが終わって2階事務所から1階の玄関に降りる階段の壁の額縁にふと目が留まりました。
その法人さんには、今まで何度となくお邪魔していましたが額縁の文字を気にしたのは恥ずかしながら今回が初めてです。
『感性論哲学』 芳村思風
人間において生きるとは、ただ単に生きながらえることではない。
人間において生きるとは、何の為にこの命を使うか、この命をどう生かすか
という事である。
命を生かすとは何かに命をかけるという事である。
だから生命の最高のよろこびは命をかけても惜しくない程の
対象と出会う事にある。
その時こそ、命は最も充実した生のよろこびを味わい
激しくも美しく燃え上がるのである。
君は何に命を賭けれるか。君は何の為になら死ぬ事が出来るのか。
この問いに答える事が、生きるという事であり、
この問いに答える事が人生である。
古い話で恐縮ですが、梶原一騎の『愛と誠』を思い出しました。
『早乙女愛よ、岩清水弘はきみのためなら死ねる!』
私は今、55歳。少ないながらも社員を抱えた会社の社長をさせていただいています。
命を賭けれるような仕事を探し当てて、それに向かって突き進んでいます。
そして、このような額縁を玄関の階段に掲げているような法人さんを担当させていただいています。
本当に幸せなことだと、その法人さんの玄関から出る時思いました。
会社に帰ってこの文章を作った芳村思風さんについて調べてみました。
(芳村 思風さん)
次回、法人さんに訪問したら社長様に芳村思風さんとのご縁をお聞きしてみようと思います。